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臨床経験から、むくみやすい飲食物をいくつかつきとめました。

人間の体には約60兆の細胞があり、人体の60~70%が水できています。また、血液の約90パーセントが水であり、 脳の約75%も水なのです。

水が不足すると血液がドロドロになりますので、水分補給が大切です。体内の水が4%不足すると具合が悪くなり、疲労があらわれ、水が20%不足すれば、生命に危機を及ぼし死に至ることもあります。

体重10kgあたり、1日に500mlの水が必要であると言われていますが、 水は体の中で滞っている不要な水分を排出する働きがあり、代謝がよくなることで脂肪の燃焼も促進されます。

上部頚椎の矯正により体調不良が改善される一部分として、むくみ改善も自然な形で促されます。自己修復力が十分に働いていれば、むくみの改善はけっして難しい問題ではありません。

しかしながら、上部頸椎の施術を受け続けてもむくみの取れ方が芳しくない方に接しているうちに、「おそらく飲食物が関係しているに違いない」と思いを巡らせるようになりました。

きっかけは、中国に赴任していて帰国の度に施術を受けにいらっしゃるAさんが、上部頚椎の矯正後に毎回きまって、したたるような多量の汗をかかれていることに気づいたことでした。

 「これは、日常の飲食物の中に何か不要なものを摂取されてているに違いない」と思い、お尋ねしましたところ、「ペットボトルに入った中国茶を毎日飲んでいます」というお話でした。

Aさんがペットボトルの中国茶を止められた後は、施術後に多量の汗が出なくなり、まぶたのむくみもなくなりました。

お茶やコーヒー、ジュースなどは、淹れたてや搾りたてを飲まないと、酸化の変質により濁ったり苦くなったりするのが自然です。しかし、ペットボトルのお茶、コーヒー、ジュースなどは、その現象を何らかの添加物で抑え込んでいることが考えられ、その添加物がむくみにつながっているのだと思われます。

上部頚椎の矯正によって汗の質も変わりサラッとした汗に変わりますが、むくみにつながりやすい飲食物を取っていると、ベットリとした汗になってきます。

夏の時季に汗をハンカチで四六時中拭いているような人は、やはり汗がベットリとしているから気持ち悪くて拭かずにはおられないのでしょう。

その後、むくみの取れ方が芳しくない方に、むくみの原因につながっている可能性の高そうな飲食物に対して、一品づつ1~2週間単位で飲食を中止して探ってみましたところ、以下の品目がむくみの原因になっていることが判明しました。

◆ むくみにつながりやすい、飲食物 (順不同)

◇ 缶コーヒーとインスタントコーヒー

◇ ジュース 搾りたてではないもの 紙パック、ペットボトルや缶入りも含む

◇ 清涼飲料水

◇ 豆乳

◇ 牛乳

◇ ヨーグルト

◇ チョコレート (輸入品の中では、むくまないものもあります。)

◇ 醸造用アルコールが入ったお酒類

◇ 缶ビール (アルミが作用している)

◇ 浄水器・整水器 (活性炭や中空糸膜などに、銀を使用しているもの)

◇ 硬水のミネラルウォーター

厄介なことに毎日のように摂取しているものが大半で、しかも長期に渡って摂取し続けていますから、頑固なむくみが現れます。

セルライト・顔むくみ改善のために、摂取を中止してみられるのをおすすめいたしますが、一品目ずつ1~2週間単位で中止して行くのがコツです。多品目を同時に中止しては、どれがむくみ・セルライトに関係していたかがうやむやになり、継続しての中止は難しくなります。

はっきりとこれはいけなかったという認識を経験して、自発的に継続して止めることができるのです。

また、塩分不足もむくみにつながります。高血圧になるのを防ぐなどの理由で育った家庭が薄味の方には、その味覚を引き継いで普段の食事でも塩分不足になりがちになる方が時折いらっしゃいますが、塩分不足はむくみの原因になるだけではなく、けだるい感じが続いて活力をなくしてしまうことにもつながります。

むくみの原因になりやすい飲食物に注意しましょう。