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消化吸収機能を正して、むくみを解消する。

体調不良に陥っていると、必ずと言っていいほど体のむくみを伴っていますし、むくみによって体が重くてだるくなり不快感がついてまわります。

体の水分代謝が円滑に行われていなくて、体外に排出されにくくなって水分が体に停滞してむくみとなって現れているのですが、尿が出にくいとか汗が出ないという不調も伴っているかも知れません。

20年を超える上部頚椎カイロプラクティックの臨床経験から申し上げることが唾液の分泌を正常化して、消化吸収から排泄までのバランスを整えることに尽きます。

代謝システムにおいて血液とリンパ液が重要な役割を果たしており、血液やリンパ液が流れている血管やリンパ管、そして枝分かれした毛細血管と毛細リンパ管が、体中にネットワークのように張り巡らされているのです。

心臓から出た動脈は枝別れして、その末梢の毛細血管が体中の細胞にも栄養素や酸素を送り続けていますが、この毛細血管にも血圧により加圧されていますから、血管の中の水分が血管の外ににじみ出ようとします。

しかし、血管の中にはたくさんのタンパク質があり、これとは逆に浸透圧作用により水分を血管の中にとどめようと働いてはいますが、このバランスの均衡が崩れるとむくみが生じることになるのです。

タンパク質と水分の浸透圧作用のバランスが崩れていると、体の水分が異常に増し、むくみが現れることになります。

健康体は、生体の恒常性が十全に機能して、体内環境の生理的な調和も保たれて、この両者の力がつり合って均衡を保っていますから、健康な人はむくみません。

このタンパク質と水分との浸透圧作用の崩れたバランスを立て直すのには、消化吸収から排泄までのバランスを整えることがむくみ解消には必要なのです。

それは消化吸収の肝心要であり、スタート点でもある唾液分泌の質と量の分泌を正常化することに尽きます。

顎関節のゆがみにより、口の周りや顎関節症の周囲に存在している唾液腺への圧迫がありますから、顎関節の位置が正しくなることが唾液分泌の正常化へ向けての糸口になります。

それは、顎関節のズレが唾液腺を圧迫して、唾液の分泌量を非正常化させて、咀嚼(そしゃく)から排泄にいたるまでの消化吸収のメ機能をくるわせてしまっています。

唾液腺は、大唾液腺である耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つと小唾液腺の口唇腺、頬腺、舌腺および口蓋腺、洗浄腺の8種類からなり、成人では1日あたり約1.5リットルもの唾液を分泌しています。

1日あたりのお小水と同量の唾液が分泌されているのですから、8種類もの唾液腺から出る唾液の質と良が絡み合ってい、唾液の質と量のアンバランスにより様々な体の不調が生じるのです。

そして腎臓にまで悪影響を引き起こして、腎臓での血液ろ過も十分にままならなくなり、血液の質までも狂わせて仕舞うのです。

このような悪循環が、タンパク質と水分の浸透圧作用の最終的なバランス崩壊を招き、むくみ(浮腫)や様々な重い病へとつながって行く一つの大きな要因にもなっているのです。

上部頚椎のたった一箇所を矯正(アジャストメント)し、後は自己修復力(イネイト)の働きに委ねるだけなのですが、自己修復力・整体作用により頭蓋骨のゆがみも正されます。

頭蓋骨の一部分である顎関節の位置も自動的に矯正され、唾液の分泌も正常化されて顔むくみやセルライトも改善されます。

臨床経験上、見かけることですが、むくんでいる人の汗は、ベットリとしていますが、上部頚椎矯正後にむくみ改善がなされるとサラッとした汗に変わって行くようです。

ただし、むくみやすい飲食物を摂取し続けているとベットリとした汗になりますから、注意が必要です。

顔のむくみが取れると頬にへこみが出てくることも伴い、口元のゆがみが正されて行くに従って、顎関節症も改善し顔色も良くなって、元気になられるという好循環を生みだします。

むくみは、顎関節のゆがみを矯正して、唾液分泌の正常化を図る。