体調不良の回復や病気を治す、自律神経の働きを回復させる。
交感神経と副交感神経がバランスをとっている、自律神経のどちらか片一方に大きく偏った状態が続くと、自律神経失調症となり体調不良に陥ったり と病気になってしまうのです。
体調不良の回復や病気を治すためには、逆に自律神経の乱れを正せば副作用の心配もなく、自然に健康体に戻れるのではないでしょうか ?
自律神経とは、交感神経と副交感神経が車のブレーキとアクセルののようにバランスをとりながら、呼吸や血液の循環や消化吸収そして排泄に至るまでの内臓などの働きを調整している神経のことです。
意識で制御しているのではなく、生命を維持するために無意識に働いているのが自律神経なのです。
約60兆もの数の細胞が人間の体を構成していると言われていますが、それらの全てが自律神経によりコントロールされています。
簡単に分ければ、交感神経によって興奮し副交感神経により弛緩(リラックス)するように自律神経のしくみが出来上がっています。
つまり、交感神経優位が続き過ぎると、免疫力が低下して体は疲れ切ってしまい病気になりやすい状態になってしまうのです。
そもそも免疫力とは、何らかの体の異常が発生した時に、それに対応して修復する自己防衛システムのことをさします。
ストレスや病気に強い状態のことを「免疫力が高い」と言えることでしょう。
生体内で細菌やウイルス、癌細胞などの異物に対して絶え間なく守ってくれている自然治癒力の一部である免疫という仕組みも、自律神経が調節しています。
その免疫力のおかげで体調不良や病気から身体を守られて、健康で快適な生活を過ごせるのです。
免疫の主役は、免疫細胞と呼ばれている白血球であり自律神経が制御しているのですが、白血球は骨髄でつくられマクロファージ(大食細胞)、顆粒球、リンパ球などの種類の総称です。
顆粒球は交感神経支配で、リンパ球は副交感神経支配で、数は1ccの血液の中に白血球は約5,000個あり、白血球の内訳は顆粒球が約60%、リンパ球が約35%、マクロファージが約5%となっています。
リンパ球と顆粒球の数バランスが極端に崩壊すると、様々な疾病に見舞われることがあります。
例えば、副交感神経が優位になってリンパ球が増え過ぎると、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーなどを引き起こし、交感神経が優位になって顆粒球の増えすぎは、ガン細胞発生などの組織の変性や破壊を引き起こします。
つまり病気の原因は、身体の適応を超えた生活の仕方にあり、頑張り過ぎて交感神経の緊張が続いた時が一番、体調を崩しやすくなりいわゆるストレスがたまるというケースです。
生き方の無理や、交感神経の過緊張が続いていると自律神経のバランスが乱れて、眠れなくなる不眠症や食欲不振などが顕著に現れるのです。
交感神経が刺激されると、脈が速くなり血圧が上がって血液の循環量も増大しますが、頑張り過ぎているとさらに血管が収縮し、血流障害が起きてしまうのです。
全身に血流障害が起こって低体温(冷え性)になっている、頭部への血液循環も低下して、顔色も悪くなり脳への酸素供給も少なくなり思考力も鈍り、的確な判断力も鈍りマイナス思考に陥り、ますます悪循環に陥ります。
1℃の体温が下がれば、約37%もの免疫力が低下するといわれていますから、体の抵抗力が衰えてウイルスや細菌に対して脆弱になり、病気に対して負けてしまうことになります。
血流障害は、正常な細胞に対しても不利に働き続けて、組織の変性が起きて病気になってしまうのです。
もちろん、免疫を担っている白血球に対しても、血流障害は悪影響を与えて免疫システムの低下や崩壊が生じて、免疫力の低下を招いてますます病気の段階が重度に進んで行くのです。
アクセルとブレーキの関係にある交感神経と副交感神経 この2つの神経が綱引きをしながら働いて、体がバランス良く機能していることが、体調管理や健康維持のためには交感神経と副交感神経のバランスが重要なのです。
この綱引きのバランスが崩れて自律神経が乱れていると、病院で検査しても特に異常がみつからなくて、自律神経失調症や不定愁訴症候群と診断されて、精神安定剤や睡眠薬を処方されているのが現状です。
自律神経失調症で悩んでいる方の特徴として、後頭部から首筋に突っ張るようなこりがあり、頭の重い感じが続いて気分も沈みがちにもなり、これらは首すじの筋肉の緊張によって引き起こされることが多いのです。
頚椎の周囲には自律神経の核が数多く存在している関係により、自律神経が乱れていると首すじの筋肉の緊張が続くからなのです。
■ 自律神経のバランス管理は、健康の基本。
上部頚椎カイロプラクティックは、たった一箇所のズレ(サブラクセーション)を、矯正(アジャストメント)するだけですが、器官からの情報伝達と脳から全身への指令が100%的確になされます。
このアジャストメントにより、脳と脊髄の中継部位である、視床下部のすぐ下にある脳幹の延髄(Medulla Oblongata)にもアプローチいたします。
この延髄の周りには自律神経の核が多く存在していますので、自律神経の障害を根源から解放することになりますから、ご安心下さい。
脳からの的確な指令により自律神経系の乱れが調整されると、様々な自覚症状が改善されて、不定愁訴や体調不良が解消されるのはこのためなのです。
病気を治す鍵は、自律神経の乱れが正されて交感神経と副交感神経がバランス良く機能することにより、免疫力も高まって病が自然に癒されて行くのです。
自律神経の働きがバランス良く機能すると、体調不良や病は自然に解消する。

| 対象 自律神経 |
呼吸運動 | 消化管運動 | 消化液分泌 | 副腎髄質 |
|---|---|---|---|---|
| 交感神経 | 促進 | 抑制 | 抑制 | アドレナリン分泌促進 |
| 副交感神経 | 抑制 | 促進 | 促進 | 分布せず |
| 神経の起点 | 末端の伝達物質 | はたらき | |
|---|---|---|---|
| 交感神経 | 脊髄 | ノルアドレナリン | 体を活動, 緊張状態にする |
| 副交感神経 | 中脳・延髄・仙髄 | アセチルコリン | 体を安静, 休息状態にする |




































